長野県を舞台に元「AKB48」の増田有華と「BOYS AND MEN」の勇翔らの出演で描いた青春ミステリー。2016年に製作・公開された「タロット探偵ボブ西田」に続く、長野県でロケ撮影を行い映画を製作する「信州諏訪ご当地映画」の第2弾作品。妹・菜摘の演劇祭を見るため6年ぶりに地元へ帰省した香澄は演劇部在籍時のトラウマを抱えていた。本番当日、香澄は家に忘れたバッグを劇場に届けてほしいと菜摘から頼まれる。そのバッグには舞台のラストで使用する仮面が入っていた。香澄はかつての仲間である米司に車で迎えに来てもらうが、目を離した隙に何者かにバッグを盗まれてしまう。そこには残されていた一枚のメモには「バッグを返して欲しければ、この町で一番大きな野球場に来い」と謎の指令が書かれていた。監督はCMなどを数多く手がける映像作家の菅原達郎。脚本はNetflixドラマ版「火花」で脚本、構成を担当した中村元樹。